「NISAを始めたいけど、とりあえず銀行の窓口に相談しに行こうかな」
そう思っている方、ちょっと待ってください。銀行の窓口でNISAを始めるのはおすすめしません。
手数料が高い・選べる商品が限られる・窓口担当者も未来の株価は予測できない。この3つが揃っている以上、SBI証券のようなネット証券との差は歴然です。私自身SBI証券でNISA積立を続け、5月現在の 運用益は+109万円(+23.1%)になりました。
なぜ銀行の窓口で投資信託を始める人が多いのか?
まず「なぜ多くの人が銀行窓口でNISAを始めてしまうのか」を理解しておきましょう。理由はシンプルです。
① 銀行は「身近で信頼できる場所」というイメージがある
給与の受け取り・公共料金の引き落とし・ローンの相談など、日常的に近くの銀行を使っている方が多いのではないでしょうか。「お金のことなら銀行」というイメージが根づいているため、投資の相談も自然と銀行窓口に向かいがちです。私もかつてはメガバンクの口座を持っていましたが、今はすべて解約してdNEOBANKで生活しています。
② 「対面で相談できる安心感」?がある
投資初心者にとって、ネットで一人で手続きを進めるのは不安に感じることがあります。窓口に行けば担当者が丁寧に説明してくれるため、「安心してお任せできる」と感じる方が多いのです。
③ 銀行側が積極的に勧めてくる
実は銀行にとって、投資信託の販売は重要な収益源です。手数料の高い商品を売るほど銀行の利益になるため、窓口では自然と手数料の高いアクティブファンドを勧めやすい構造になっています。「お客様のため」と「銀行の利益」が必ずしも一致しないという点は知っておくべきです。
実際にNISAを窓口で販売している銀行
「銀行窓口でNISA」と聞いてもピンとこない方のために、実際に窓口でNISAの投資信託を販売している銀行を紹介します。
メガバンク
- 三◯UFJ銀行:つみたて投資枠の取扱商品数は約24本
- み◯ほ銀行:取扱商品数は約14本
- 三井◯友銀行:取扱商品数はわずか4本
信託銀行・大手銀行
- 三◯UFJ信託銀行
- 三井◯友信託銀行
- り◯な銀行:取扱商品数は約13本
地方銀行
全国の地方銀行でも窓口でのNISA販売は広く行われています。
- 横◯銀行・千◯銀行・静◯銀行(関東・東海エリア)
- 京◯銀行・滋◯銀行・南◯銀行(近畿エリア)
- 福◯行・西◯シティ銀行・肥◯銀行(九州エリア)
- 北◯行・北◯銀行(北海道エリア)
これらの銀行すべてに共通しているのが、ネット証券と比べて取扱商品数が圧倒的に少なく、信託報酬の高い商品が多いという点です。
金融機関別 つみたて投資枠の取扱商品数比較
| 金融機関 | 取扱商品数 | 特徴 |
|---|---|---|
| SBI証券 | 281本 | 低コスト商品が豊富、三井住友カード連携 |
| 楽天証券 | 279本 | 楽天ポイント連携 |
| 三◯UFJ銀行 | 約24本 | メガバンク最多だが圧倒的に少ない |
| み◯ほ銀行 | 約14本 | 窓口相談可能 |
| り◯な銀行 | 約13本 | 窓口相談可能 |
| 三◯住友銀行 | 約4本 | 選択肢がほぼない |
SBI証券の281本に対して三井住友銀行はわずか4本。選択肢の差が約70倍あります。低コストのインデックスファンドを選ぼうにも、そもそも選べる商品が少なすぎるのが銀行窓口の実態です。
理由①:手数料(信託報酬)が全然違う
投資信託には「信託報酬」という毎年かかるコストがあります。残高に対して自動的に引かれるため目に見えにくいですが、長期では運用結果に大きく差が出ます。
銀行窓口 vs SBI証券:信託報酬の比較
| 商品の種類 | 信託報酬(年率) | 主な販売場所 |
|---|---|---|
| 銀行窓口のアクティブファンド | 1.0〜2.0% | 銀行・証券会社の窓口 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 0.05775% | SBI証券など |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% | SBI証券など |
信託報酬の差が30年でどう影響するか
| 条件 | 信託報酬0.06% | 信託報酬1.5% |
|---|---|---|
| 月3万円積立・年利5%・30年 | 約2,430万円 | 約1,950万円 |
| 差額 | 約480万円の差 | |
同じ金額を積み立て、同じリターンを得ても、手数料の差だけで約480万円もの差が出る計算です。これが「コストが最重要」と言われる理由です。
理由②:売っている商品が全然違う
銀行の窓口で勧められる商品の多くはアクティブファンドです。「プロが銘柄を選んで市場平均を上回るリターンを目指す」とされていますが、現実はどうでしょうか。
長期で見るとアクティブファンドの8〜9割はインデックスファンドに負けるというデータが世界中で報告されています(出典:S&P SPIVA レポート)。高い手数料を払って、結果が低コストの商品に負けるというのが現実です。
| SBI証券 | 一般的な銀行窓口 | |
|---|---|---|
| つみたて投資枠の対象ファンド数 | 230本以上 | 20〜50本程度 |
| 低コストインデックスファンド | 豊富 | 少ない |
| 購入時手数料 | 無料 | かかる場合あり |
理由③:株価は誰にも予測できない
「プロが選んでくれるなら安心」と思うかもしれませんが、これは大きな誤解です。
株価の短期的な動きは、世界中の誰にも予測できません。ノーベル経済学賞を受賞した研究でも「株価の動きはランダムウォーク(予測不能なランダムな動き)に近い」とされています。銀行の担当者も、著名な投資家でさえも、市場全体を継続的に上回ることはほぼ不可能です。
だからこそ、予測に頼るより「コストを下げて市場全体に乗る」インデックス投資の方が理にかなっています。予測できないなら、コストという「確実に削れる要素」を削ることに集中しましょう。
「コストは確実にリターンを削る。予測は不確実だ。確実なことに集中しよう。」
インデックス投資の考え方より
SBI証券をおすすめする理由
- 信託報酬が業界最安水準:eMAXIS Slimシリーズなど低コスト商品が充実
- 取扱商品数が豊富:つみたて投資枠対象ファンドが230本以上
- 三井住友カードとの連携でポイント還元:積立でVポイントが貯まる(あくまでもおまけと考える)
- 口座開設・維持費が完全無料:コストゼロでスタートできる
- アプリが使いやすい:運用状況をスマホで一目確認
🎁 2026年5月 実施中のキャンペーン
- 投資信託スポット買付キャンペーン:対象ファンドを5,000円以上買付で抽選総額555万円プレゼント(〜5月15日)
- 読売333積立キャンペーン:積立5万円以上で抽選333名に現金プレゼント(〜5月29日)
- LINE NISA紹介プログラム:紹介で最大15,000円分のギフトポイント獲得可能
※キャンペーン内容は時期によって変わります。最新情報はSBI証券の公式サイトでご確認ください。
私がSBI証券でNISA積立を続けた結果
私は銀行ではなくSBI証券でeMAXIS Slim S&P500を積立し続けた結果、+1,098,172円(+23.1%)の運用益になりました。特別なタイミングも予測もなし。毎月淡々と積み立てただけの結果です。
まとめ
- 銀行窓口でNISAを始める人が多い理由は「身近さ・安心感・銀行からの積極的な案内」
- しかし銀行の手数料はSBI証券の約20〜30倍。30年で約480万円の差になる
- 株価は誰にも予測できない。だからコストを下げることが最重要
- SBI証券なら低コスト・豊富な商品・三井住友カードとの連携など利点が多い
- 始める場所を変えるだけで、数十年後に数百万円の差が出る可能性がある
NISAは長く続けるほど効果が出ます。始める場所を正しく選ぶことが、長期投資の最初の一歩です。
参考情報
窓口で安心は変えない!
さいならーーーーーーーー
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。投資の判断はご自身の責任で行ってください。記載内容は執筆時点の情報であり、最新情報とは異なる場合があります。

コメント